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三重の奥地にナミボックルを探す旅 ふつかめ・伊賀 [Livly]

気付いたらもう旅行から一ヶ月経ってるんですが…!
5月は忙しくてなかなか更新が、ええ、ツイッターとかの更新が、ええ。
伊勢レポから大分間が空いてしまった…。間繋ぎ有難う、おセブたん…。
書きたいことが色々溜まってるんですが、取敢えず旅行記だけ書いてしまいたいと思います。
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という訳で以前から凄く楽しみにしていた、忍者と俳聖の町、伊賀探索レポです。



さて、伊賀のホテルでの朝です。
因みに朝ご飯は昨日買った麩菓子の残りと、福引煎餅。
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なみとさん、やりました…。自分、麩菓子に打ち勝ちました…。
美味しかったのでまた食べたいです。



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先ずホテルを出ると、昨日は真っ暗で気付かなかったのですが、あっちこっちに忍者が…!
流石忍者、暗闇に紛れてたんだぜ…!

さて、いそいそと伊賀探索に出発、の前に駅前になみとさんを迎えに行きます。
そして上野観光案内所でパンフレットをゲットです。
以前ゴールデンウィークに、伊賀が凄く盛り上がっていると聞いて、行くならゴールデンウィークに行かねば!!と思ってたんですよねぇ。
「伊賀上野NINJAフェスタ」、あちこちで催し物をやっているようです。
こういう街ぐるみで盛り上げて行こう、って雰囲気好きだなぁ…!



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そして昨日は真っ暗で見えなかった、俳聖像を激写。
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取敢えずフィギュアとかひっくり返してパンツ見ませんか。その心意気です。
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作りが甘いので残念ながら巨大褌を見る事あたいませんでしたが、ドドーンと立つ俳聖が拝めてホクホクです。



さて、先に忍者衣装に着替えるかどうか迷ったのですが、取敢えずそのままの格好で上野公園へ。
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取り敢えずなみとさんに教えて頂いた車が気になって仕方ありません。
しょっぱなから忍者全力だな…!!
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入り口から入り、先ずは芭蕉翁記念館へ。
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割とモダンな作りです。
中には松尾芭蕉関連の書簡や絵が沢山!
史実織り交ぜ細道スキーとしては、資料用に門人の似顔絵が書いてある本が写しで良いから欲しかったなぁ…!
色々あったけど、網羅してるのが無い…くっ…!
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因みにこちらでの一番のお気に入りは、笈の小文の旅で、同行者坪井杜国の鼾がうるさかったよ、とかいうこの文。
愛人の鼾が五月蠅いって、こんな小洒落て描いちゃうおっさんってどうなの!?とか思ってによによしました。
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という訳でうちの坪井三兄弟に、「鼾が五月蠅い」属性が付加されました。
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ポストカードが売っていたので、購入です。ほくほく。
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公園内には、沢山のこんな俳句ポストがあります。
「今、あなたは漂泊の詩人」という事で俳句を書く紙もあちこちに設置してあるんですよ。
という訳で私も早速一句捻ってみました。
 ・伊賀来たよ 忍者屋敷に ならぶ初夏
 ・赤ちゃんの 忍者コスプレ かわいいな
 ・まかせとけ 芭蕉戦隊 蕉門ジャー
是で私も俳聖に一歩近づけたと…!!



屋台で伊賀牛の串焼きを一人でむしゃむしゃした後、公園内の売店で弟のお土産のくないを購入します。
「くない買ってきてよ」と言われたので買ったのですが、因みに帰ってから「頼まれたお土産買ってきたぞ」と言って差し出すと凄い嫌な顔をされました。
お前が頼んだんだろうが。
腹が立ったので取敢えずくないと手裏剣ぶち当てて置きました。
因みにそこに売っていた、くのいちの衣装が紫でとてもセクシーでしてねー。
「…なみとさん、これ代金出すんで着て歩いて下さいませんか…。」
と言ったのですがやんわりとお断りされました。
あるぇ~?

因みに此処で買った伊賀名物「かたやき」は名前の通り半端無く堅いお煎餅でした。
そもそもお煎餅にハンマーが付属してくる時点でどうなのかと思いますが、因みに買って帰った人達の感想は「歯が折れるかと思った…。」でした。
…ちゃ、ちゃんと溶かして食べたら美味しかったじゃないですか…!!
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パッケージの芭蕉さんが超可愛かったです。何このフェアリー。



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さて、次は楽しみにしていた伊賀流忍者博物館。
忍者屋敷で御座います。
結構人いっぱい居ますねー!!
流石人気スポット。
松尾芭蕉記念館ではあまり見かけなかったのですが、ちっちゃい子や家族連れが忍者の格好してるのが何とも微笑ましいです。きゃわいい。
そして中に入ると、忍者コスした可愛いお姉さん達が、忍者屋敷のからくりのデモンストレーションをしてくれます。
また此が手際が良くてカッコいいですよ。思わず拍手しちゃいます!
ゴールデンウィーク以外だったら、実際触れたり、鎖帷子着れたりするのかな?また是非時期一寸外して来てみたいです。
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そして何よりあれです、忍者ショー。
子供向けだと思ったんですが、まぁ折角来たし!と思って見てみたんですが、お、面白いじゃないか…!
確り大人でも楽しめるような内容になっていました。
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先生可愛いよ先生。
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そして司会のおじさんが絶妙にボケるのに、決めるところ決めてもっさ格好良いです。
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前座の女の子も、傘回しのイケメンも格好良かったですよ!
オススメです。



「良かった…、存外良かった…。」
と出てきて、次は俳聖殿へ。
前回の深川旅行の花本社のショボさから考えて、大したものじゃないと思っていたらあれ…
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でかいな!!
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中に入っている芭蕉さんの像、等身大だそうなんですが、周りの建物が大きい所為か、凄く大きく見えます。
こ、此がホームとアウェーの差という事か…?と妙に納得しました。
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俳聖殿型の電話ボックスがふもとの学校傍にありました。きゅん♡



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それから、一寸伊賀城を脇目に見つつ、街を見下ろせる石垣へ。
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そこでボランティアとして伊賀の歴史に詳しい男性にお話を聞かせていただきました。
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確かに石垣の下まで、高さが凄くあるなぁ…、と思ったら、あの石垣がもっさ高い大阪城に次いで高いとか。

そして「どこから来たんですか?」と聞かれて、私と計都は「広島からです!」と。
「それは遠くから来たんだね!」と喜んで下さいました。
で、なみとさん、「済みません…、地元民です、先輩…。」と。
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年代大分開いていましたが、同じ学校の先輩後輩になるようで、石垣から見えるお二人の母校の話で一寸盛り上がったり、なみとさんも知らなかった母校の秘密を知れたり大変為になりました。
多分此処見てらっしゃらないと思いますが、有り難う御座いました!



そして街の方向へ戻りまして、いよいよメインイベント、忍者のコスプレであります…!
泊まったホテルのすぐ側のふれあいプラザ二階が着替えポイントに…。
なみとさん用のピンクの忍者衣装が無かったのが残念ですが、二人お揃いで茶色っぽいのになりました。
此を着ていそいそと市街探索に向かいます。
因みに近くには忍者犬変身処もありました。
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ワンちゃんたちが忍者コスプレしててもーかわいいんだ何あれー!!



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商店街を色々と見ながら、蓑虫庵に向かいます。
途中で寄った、かぎや餅店、お爺さんとお婆さんで経営されてるみたいなんですが、大人気でしてね。
何だかすごくわたわたしてらっしゃいました。
「いいよいいよ、私自分で袋詰めと勘定するから!!」とでかかったのを流石にプロに失礼かとぐっと堪えながらほこほこ見守りつつ、沢山尻餅を買い込みました。
何か良いなぁ、ああ言うお店の雰囲気…。
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因みにこの俳菓 尻餅、松尾芭蕉が雪の日につるすってーんとなったよ!というお菓子だそうです。
尻餅ついたら菓子作られる芭蕉さんってどんだけ愛されてるんだとか思いながらもぐもぐします。
牛皮が皮に包まれてて大変美味しいです。牛皮とどら焼きが好きな人にはたまらんと思う。
芭蕉さんの尻の味…とか思いながら味わいます。

通りでは大学生達が芝居をやっていたりと、結構色々イベントやってて面白かったですよー。
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俳聖の湯、一寸入って見たかったです…。でも脚半取るの面倒くさいから…いいや…。

なみとさんと計都が忍者マントを欲しがって居ました。
二人で着れば良かったのに。

古い城下町の町並みが残されていて、普通にこの辺り探索するだけでも楽しめると思いました。



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「蓑虫庵だよ!!」
そして歩いて歩いて蓑虫庵へ!一寸遠い!
芭蕉記念館で無理言って三館共通券に替えて頂きましたからね…!!バッチリ!
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こちらは芭蕉さんのお弟子さんが住んで居た庵で、度々里帰りしていた芭蕉さんも好んで訪れていたそうです。
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こじんまりしてもさもさ草とか生えて居ましたが、何だかそれっぽい感じです。
併設している新しい建物では茶道の茶会等が定期的に開かれるとか、一寸素敵です。

帰り際、管理の方と一寸長話して、この辺りの魅力とか、いつ頃来たらお得か、とか色々教えて頂けましたよ!
秘密、って言われたけど、うちの松尾さんのお誕生日には是非芭蕉関連の建物へ。お得ですよ。



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で、今度は芭蕉さんの生家を目指してとことこ歩きます、が、此が結構長い…!
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ですが、途中の芭蕉街とか、門前通りとか見所も沢山ありますので、頑張った…!!
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多分此方の御寺が故郷塚…の筈。

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そして軽く直前で迷子になりつつ、芭蕉翁生家にとうちゃーく!!
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「私の実家にようこそ!あがってあがって!」とノリノリの松尾さんです。
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表札も松尾。
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なみとさんが低い入り口で頭を打たれました。
流石名字のある家、という感じで結構立派なおうちです。
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久々の実家でくつろぐ松尾さん。
然しこの時代のサニタリーって、家の中に無い事が殆ど、と思っていたので、家の中にトイレも風呂も入って居たのに吃驚です。
家には大体お風呂は無いって聞いてたんだけど、人口密度の高かった江戸とかの話なんですかね。
田舎じゃ確かに湯屋に行くって言ったって大変だろうし、家に風呂はあるものだったのかなぁ…。
そもそも風呂に入る習慣っていつ位からの…?
っていうか深川芭蕉庵にもお風呂あったの?それはお蕎麦スキーとしては大変有り難いんだけど…、と。
然し学芸員さんは他の方の質問に答えてるし、全く芭蕉翁に関係ないし、と悶々とそのまま出てきてしまいました。
ど、どなたか、江戸時代の建築、及び水周り関連に詳しい方いらっしゃいましたら是非教えて下さい。



因みに伊賀郵便局が閉まってて、レターパックが買えなかったよ、しょんぼり!



さて、忍者衣装のレンタル、5時までなので急いで着替えに帰ります。
着替えてからいそいそとチェックアウト。
さようなら、伊賀!楽しかったよ!



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電車でごとごと揺られ、三重県最大の観光名所、なみとさんちへ向かいます。



噂のなみとパパとの対面です。
なみとさん(大)こんにちは。.jpg
とても素敵なお父様でしたよ。
そしてなみと家へ!
近所の見所なんかも色々回らせて頂いて、晩ご飯は昨日伊勢の帰りで食べようか迷ったファミレスへ。
桜海老頂きました、美味しかったです。
そしてなみとさんのおうちでお風呂…の前に皆でドラクエタイム!!
取敢えずまさゆきで皆のレベルをガンガンに上げまくりーの、川崎ロッカーでアイテム揃えまくりーのです。
計都はセントシュタイン城に着いたばかりだったので、仲間とのレベル差が偉いことになって行きます。
そして就寝へ…!

明日は登山ですからね…確り休まないと!


2010-06-08 21:39  nice!(15)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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コメント 2

なみと

レポお疲れ様です!
何だかばっちり木上さんの声で文章が再生されちゃうんですけれど・・・v
1か月前なのにすでに懐かしい・・・楽しかったなぁ・・・!!
麩菓子にも打ち勝てて良かったですよね(笑) かるめやきもおいしかった!!
そして松尾家で頭打ったのもしっかり書かれている・・・!!(笑)やだもうお嫁にいけないので木上さんにずっと飼ってもらいます!!
また一緒に芭蕉さんスポット回れたらいいですね~!
by なみと (2010-06-11 20:48) 

木上

>>なみとさん
遅くなりました!有難う御座います!
そうなんですよ、もう一カ月になるんですよね、懐かしいです。
なみとさんはうちのこなのでずっとうちに居たらええ…!そして頭をゴンしないように私がガードするんだ…!!

嗚呼、芭蕉さん縁の地巡りとか良いですね…!!
奥の細道名所巡りとか行きたいです…!!
by 木上 (2010-06-13 16:39) 

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